予防歯科 |
こうした流れの中、平成12年度からは厚生労働科学研究の一環として、フッ素の効果的な応用法と安全性の確保についての研究「歯科疾患の予防技術・治療評価に関するフッ化物応用の総合的研究」がスタートし、国と自治体をあげてフッ素を利用した虫歯予防に取り組んでいます。さらに、「21世紀における国民健康つくり運動」(健康日本21)では、歯科保険事業として「8020運動」が取り上げられ、「80歳で20本の歯を残そう」という目標達成のための具体的な方策として、フッ素の利用が不可欠であるとされています。そこで、従来から行われてきたフッ素歯面塗布法に加え、より効果的なフッ素洗口法が「8020運動」に欠かせないと認識され、現在のように普及しはじめたのです。 フッ素洗口法は、歯科医師の指導下において適切な方法で行う限り、身体の弱い方や障害を持つ方、あるいはアレルギー体質の方でも年代を問わず安全に利用することができ、たとえば腎臓病の方にもお勧めできる虫歯予防法です。 |
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