審美歯科 |
セラミックの歯や入れ歯を作製する場合は周囲の歯の色に合わせて作製する必要があります。理想を言えば、周囲の歯と全く同じ仕上がりで治したことがわからない、自分の歯と同じに見えるという状態になることが望ましいのです。 歯の色は人それぞれに異なり、同じ口の中でもよく見ると一本一本微妙に違っていることがわかります。専門的な話をすると、歯の色は色の濃さ、明るさ、透明感という三つの要素に分けて分析することができます。また、歯の先(切端)と根元(歯頸部)、歯の表面と深部では色が異なります。歯に模様が入っている場合や色素沈着が生じている場合もあります。 このような違いを見分けてその歯に最も適した色を選択する作業のことを「シェードテイキング」(shade-taking)といいます。英語ではshade-matching(シェードマッチング)ともいいます。このようにシェードテイキングは審美歯科治療を行う上でとても重要なステップなのです。 |
診療科目 |
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