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 インプラント

■インプラントの危険性 対合歯のトラブル

インプラントを埋入して数か月が経過すると、骨としっかり結合して(オッセオインテグレーション)動かなくなります。そのためよく噛めるようにはなるものの、噛む相手側の歯である「対合歯」にとっては丈夫なインプラントと相対するため、かなりの負担を強いられることになります。大きな虫歯が原因で神経を抜き、被せ物(クラウン)を入れている場合には、噛む力によって歯が割れる(歯根破折)場合があります。また歯周病で歯が動揺している場合にも、噛む力によって歯の周りの骨が溶けて動揺が悪化する場合があります。

そこで、強固なインプラントに対抗するため弱い歯は連結クラウンを装着し、お互いに支え合うようにする場合があります。またインプラントの上にクラウンを被せず、インプラントを支えとする入れ歯(インプラントオーバーデンチャー)を作成するケースもあります。

 

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